待遇はまさに「ピンからキリまで」だ。大企業の元役員や、世界的な業績を持つ研究者が特任教授として迎えられる場合、年収が1500万円を超えることも珍しくない。週に数日の勤務で、高額な報酬を得るケースもある。一方で、若手研究者がプロジェクト雇用の特任教授となった場合、年収は400万〜600万円程度に留まり、ボーナスや退職金が出ないことも多い。
この格差は、アカデミアにおける新たな階級社会を生み出している。同じ「教授」という肩書を持ちながら、その実態はエリート実務家のセカンドキャリアと、若手研究者の不安定な非正規雇用という二極化が進んでいるのだ。