ピッチの質は、育成年代の未来を左右する。現在、敷地内には手入れの行き届いた天然芝グラウンドと、最新スペックの充填材を採用した人工芝ピッチが共存している。夏場の照り返しによる表面温度の上昇を抑える工夫が施され、雨天時でも驚異的な排水性能を発揮する排水スリット構造が組み込まれた。
「芝の立ち上がりが均一で、足首への衝撃が明らかに少ない」
現地で選手に話を聞くと、率直な手応えが返ってきた。パスの走るスピード、イレギュラーバウンドの少なさ、激しいスライディングでも皮膚を痛めにくいパイル設計。プロ仕様と遜色ないターフが、選手たちの技術的なチャレンジを後押ししているのは間違いない。