通信インフラに問題がないとすれば、容疑者はスマートフォン自体の内部領域だ。数週間、あるいは数ヶ月にわたって動画を見続け、エフェクトを試し、ライブ配信に出入りしていると、アプリ内のテンポラリキャッシュは数ギガバイト規模まで膨張する。これが一定の閾値を超えたとき、データの読み書き速度が追いつかなくなり、通信がタイムアウトしたと誤認される。
「アプリのストレージを消去したら嘘のように直った」という報告が後を絶たないのは偶然ではない。特にOS側のアップデート直後は、古いキャッシュデータと新バージョンの通信プロトコルが衝突を起こしやすい。アプリ内の「設定とプライバシー」から「空き容量を増やす」を選び、キャッシュを完全に吹き飛ばす作業は、定期的なメンテナンスとして極めて有効だ。