世界的な大ヒット作『ONE PIECE』のゾロ役などで、名実ともにグローバルスターの仲間入りを果たした新田真剣佑。彼のアクションセンスと、どこか憂いを帯びた演技力は、海外のクリエイターからも絶賛されている。彼が過酷な海外の現場で闘い続けられる原動力は、どこにあるのだろうか。
真剣佑は過去のインタビューで、父・千葉真一へのリスペクトを隠さない。と同時に、彼の中には、かつて日本のテレビドラマ界を牽引し、凛とした佇まいで視聴者を魅了し続けた野際陽子という「もう一人の偉大な先達」への敬意も確かに息づいている。彼女が示した「妥協なきプロ意識」は、形を変えて現在の真剣佑の芝居に溶け込んでいるのだ。