年に数回放送される名物企画「出川女子会」では、古参メンバーと新メンバーがロケバスの座席や料理の順番、出川さんの隣のポジションを巡って凄まじい舌戦を繰り広げます。河北さんが「新人は端っこでしょ!」と一喝し、新世代が不満げな表情を浮かべるシーンはお約束ですが、これを見た一部の視聴者から「本気でギスギスしているのではないか」「陰湿なイジメに見える」と不仲説が囁かれることがありました。
しかし、ロケ現場に同行する制作スタッフや関係者の証言、さらにはタレント本人の手記やSNSでの発信を精査すると、まったく異なる現場の真実が見えてきます。
象徴的なのが谷まりあさんと出川哲朗さんの深いエピソードです。谷さんは大学在学中から出川ガールズとして活動し、学業と過酷な海外ロケの両立に悩んでいた時期がありました。その際、出川さんは移動中のロケバスで何時間も谷さんの相談に乗り、「まりあはそのままでいい。失敗しても俺が全部笑いに変えるから」と励まし続けたといいます。谷さんは後に特番のインタビューで「てっちゃんがいなかったら芸能界を辞めていたかもしれない」と涙ながらに語っており、出川さんを中心としたガールズたちの信頼関係は家族同然の深さに達しています。
また、出川女子会ロケの裏話としてスタッフが明かすのは、カメラが止まった瞬間のメンバーたちの仲睦まじさです。移動中や宿泊先のホテルでは、全員で一つの部屋に集まってメイク談義や恋愛トークに花を咲かせ、誕生日ロケではお互いにプライベートで高価なプレゼントを用意し合う姿が日常茶飯事となっています。画面上で見せる刺々しい態度は、全員が「このシーンで誰をどう目立たせるか」を阿吽の呼吸で理解しているからこそ成立する、極めてハイレベルな集団芸に過ぎません。