「早く痩せたいから」と毎日タバタ式を実践しようとする人がいますが、これは生理学的に大きな誤りであり、逆効果を生みます。
本来の強度で行われるタバタ式は、中枢神経系、筋繊維、循環器系に莫大なストレスを与えます。十分な回復期間を置かずに連日実施すると、オーバートレーニング症候群に陥り、慢性疲労、免疫力低下、不眠、コルチゾール(ストレスホルモン)過剰分泌による筋肉の分解を引き起こします。
運動生理学的に推奨される理想の頻度(週何回)は、週2〜3回(中1〜2日の完全休養または軽度なアクティブレストを挟む)です。このサイクルを守ることで、超回復の恩恵を最大限に享受し、怪我のリスクを最小限に抑えられます。
また、危険性やデメリットとして、急激な血圧上昇と心拍数の急騰が挙げられます。高血圧症や不整脈などの基礎疾患を抱えている方、睡眠不足や脱水状態の日は絶対に実践を避けてください。運動中に激しいめまい、胸の圧迫感、視界の狭まりを感じた場合は、即座に中断する自己規律が不可欠です。