旺文社ターゲット1900最新版(6訂版)の最大の強みは、最新の大学入試コーパス(膨大な入試問題テキストデータベース)を徹底分析し、独自のアルゴリズムで導き出した「試験に出る順」の緻密な配列にあります。見出し語は以下の3パートで構成されており、志望校のレベルや受験日程に応じて明確な目標設定ができるよう最適化されています。
全体の内訳と構成は明確です。まずPart 1(1〜800)は「常に試験に出る基本単語800」。高1・高2レベルの教科書基礎から共通テストの土台となる最重要語が網羅されています。続くPart 2(801〜1500)は「常に試験に出る重要単語700」。日東駒専からMARCH・国公立大学標準レベルの合否を左右する頻出語が集結しています。そしてPart 3(1501〜1900)が「ここで差がつく難出単語400」。早慶上智や旧帝国大学、難関私大の個別試験で出題される抽象度の高い概念語や派生語的難語が凝縮されています。
ターゲット1900レベル別難易度を俯瞰すると、多くの受験生がつまずくポイントはPart 1からPart 2への移行期、そしてPart 3の抽象概念語の処理にあります。単語集の全体像を俯瞰した一覧性を把握しないまま頭から漫然と進めると、途中で挫折しかねません。まずは自身が目指す志望校のボーダーラインがどのパートにあるのかを正しく見極めることが、無駄な遠回りを避ける第一歩です。