学生の間でしばしば誤解されているのが、「シラバスの記載内容とMoodleの講義コースは完全に自動同期している」という思い込みです。実際には、大学の公式講義要項(シラバス)を管理する基盤システムと、授業補助教材を配布・運営するMoodleは別のデータベースで動いています。
そのため、担当教員が講義進行や実習進度に応じてMoodle内だけで配布する「補足レジュメ」や「シラバス微修正アナウンス」が、ポータル本体のシラバスに反映されるまでタイムラグが生じることが珍しくありません。シラバス上の休講・補講予定や評価割合だけを鵜呑みにせず、各講義のMoodleトップにピン留めされた教員からのお知らせ(フォーラム)を週に最低2回は巡回・精読する習慣が欠かせません。
さらに、オンデマンド配信される補講動画や小テストにおける「視聴完了フラグ」の誤解も顕著です。動画を倍速再生したり、シークバーを飛ばして最後まで移動させたりした場合、動画プレイヤー内部の再生ログ送信がスキップされ、Moodle上の受講完了チェックボックスにチェックが付かない仕様が存在します。共用試験(CBT)や国家試験対策用のオンライン教材を履修する際は、確実にアクティビティ完了のマークが点灯しているかを自分の目で再確認しなければなりません。