個人投資家が集うSNSや投資コミュニティ、金融掲示板(5chやYahoo!ファイナンス掲示板など)では、三菱UFJの決算発表夜にPTSの値動きをめぐって激しい議論が交わされます。現場で取引を行う個人投資家の生の声と実態を検証すると、PTSならではの成功体験と手痛い失敗談が浮き彫りになります。
ネット上の投資コミュニティでは、以下のようなリアルな実体験が多く語られています。
「本決算で増配と自社株買いが出た瞬間、SBI証券のPTSで素早く買いを入れた。翌朝の東証寄り付きは気配値がさらに高く寄り付いたため、夜間に仕込んでおいた玉を朝イチで利確して大きな値幅を取ることができた」(40代・兼業投資家)
「夜間取引の急騰を見て『明日はストップ高級の暴騰だ』と慌ててジャンピングキャッチした。しかし、深夜の米国市場でハイテク株が急落し為替が円高に振れた結果、翌朝の東証ザラバでは前日終値とほぼ変わらない水準で寄り付き、PTSの高値掴みで大きな含み損を抱える羽目になった」(30代・個人投資家)
三菱UFJの夜間取引をリアルタイムで監視していると、16時30分の取引開始直後は開示情報を素早く察知した個人の成行買いが交錯し、チャート上に激しい上ヒゲや下ヒゲが形成されます。出来高を伴わないまま数万株の商いで株価が一時的に急伸するものの、深夜22時を過ぎて欧米市場が開くと、米国の10年債利回りやドル円相場の動きに引っ張られて価格がじわじわと修正されていく光景は日常茶飯事です。
三菱UFJのPTS出来高チャートを丹念に観察すると、真に材料を織り込んだ上昇なのか、単なる流動性の薄さによる局所的な買われすぎなのかは、出来高の持続性と板の厚みに明確に表れることが分かります。