近年、食品業界で強く求められているのが環境への配慮と地域社会への貢献だ。柳月はこの課題に対していち早く取り組みを強化してきた。地元十勝産の原材料を優先的に使用することはもちろん、製造過程で発生する食品ロスの削減にも徹底して取り組んでいる。
先述した三方六の切れ端販売も、もともとはフードロス削減の精神から生まれたものだ。美味しさを妥協せず、資源を無駄にしない姿勢が、現代の消費者の共感を呼んでいる。地域と共生しながら持続可能な未来を目指すその姿勢は、十勝の観光ブランド全体の価値を高めていると言える。