本作の作詞・作曲・編曲を手掛けたのは、ボーカロイドシーンでカルト的な人気を誇るクリエイター・MARETUです。中毒性の高い不穏なチップチューンサウンド、緻密に計算された変則拍子、そして人間の暗部を鋭利に抉るリリックで知られるMARETUの世界観が、Adoという稀代の表現者と出会ったことで、前代未聞の爆発力を生み出しました。
MARETU特有の畳みかけるようなリズムパターンに対し、Adoは地声の低音から突き抜けるハイトーン、掠れ声、デスボイス、あざ笑うかのようなウィスパーまで、声色を自在に変幻させながら応戦しています。機械的な冷徹さを持つトラックの上で、血の通った人間の激情が暴れ回る様は圧巻の一言。互いの作家性と歌唱力が極限状態でぶつかり合った、現代ボカロ×J-POP融合の最高到達点といっても過言ではありません。