自己愛性人格障害の行く末とは?老後の悲惨な現実と自滅の真相

自己愛性人格障害の行く末とは?老後の悲惨な現実と自滅の真相

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精神衛生相談やSNS、知恵袋などのコミュニティには、長年こうした人物の支配下に置かれていた家族や部下の切実な体験談が溢れています。民間相談機関「こころのえ相談室」などの相談現場でも報告されている通り、被害者たちが一様に口にするのは、「最後に見せる加害者の姿は、かつての威圧感とは似ても似つかないほど無惨で脆い」という事実です。

20年間にわたり父親の激しい暴言と支配に耐え続け、最終的に母親とともに家を出た40代女性の手記には、次のような生々しい観察が記録されています。

「母と私が着信拒否をして完全に姿を消したあと、興信所を使って居場所を突き止めようと怒鳴り散らしていた父ですが、数年後に警察から連絡が来たときは愕然としました。一人暮らしのゴミ屋敷の中で倒れ、近隣への騒音トラブルで何度も通報されていたそうです。病院に駆けつけた際、あれほど家庭内で暴君だった父が、看護師さんに『自分は昔、大企業でどれほど偉かったか』を涙目で必死にアピールしていました。しかし、誰一人相手にしていませんでした。復讐しようなどと思わなくても、人は自らの傲慢さだけでここまで惨めになれるのだと背筋が凍りました。」

また、職場のパワハラ上司に立ち向かった30代元部下の男性は次のように語っています。

「自分を神のように崇めさせ、意に沿わない部下を何人も休職に追い込んだ元部長。コンプライアンス窓口への集団告発によって役職を剥奪された途端、毎日のように喫煙所で『会社は俺の功績を分かっていない』と愚痴るだけの存在になりました。退職時には誰も送別会を企画せず、最終出社日に一人でダンボールを抱えて帰る背中は、怒りを通り越して哀れそのものでした。」

彼らが振りかざしていた権威は、他者が存在して初めて成り立つ「砂上の楼閣」に過ぎません。依存先である他者を踏み虙にし続けた結果、全員に逃げられ、自らの毒気で窒息していくのが実態です。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。