放送当時のソーシャルリスニングデータや掲示板のログを辿ると、回を追うごとに視聴者の熱量が変化していく様が鮮明に読み取れます。
初回放送時、Twitter上には「これじゃない感」「学芸会」「日テレの暴走」といった失望と怒りのワードが溢れかえりました。特に第1話で登場した妖怪のビジュアルや、ぬーべーの覇気のなさに対しては厳しい意見が集中しました。しかし、第3話、第4話と話数が進むにつれ、視聴者の向き合い方に明らかな地殻変動が起こり始めます。
「毎週ツッコミを入れながら実況するのが異常に楽しい」「これは原作の完全再現を求めるのではなく、土曜の夜にビールを片手に気楽に見る特撮ギャグドラマだ」という割り切った楽しみ方がネットカルチャーとして定着。いわゆる「ネタドラマ」「怪作」としての愛され方を獲得していったのです。
最終回を迎える頃には、クラス全体のチームワークや丸山の全力の熱演が実を結び、視聴率は全話平均で10.2%を記録。同枠の前後の作品群と比較しても堅調な数字を残し、商業的には決して「大爆死」ではなかったという事実が浮き彫りになっています。