数あるレシピの中で、不動の人気ナンバーワンを誇るのが腰塚コンビーフ卵かけご飯アレンジです。白米の湯気と余熱を利用してコンビーフを理想的な温度へと導く、最も理にかなった食べ方としてテレビや雑誌でも広く紹介されています。しかし、ただ乗せるだけでは真のポテンシャルを引き出せません。編集部が検証を重ねて辿り着いた「黄金比の作り方」をご紹介します。
まず、茶碗に湯気が立ち上る炊きたてのご飯をよそい、中央に少しくぼみを作ります。そこに、フォークで繊維に沿ってふんわりとほぐした千駄木腰塚コンビーフをたっぷり(約30g〜40g)乗せます。ここで焦って卵を落とさず、ご飯の熱でコンビーフの脂が透明に透き通るまで約30秒待つのが最大のポイントです。脂がとろけ始めたら、中央のくぼみに濃厚な卵黄を落とし、粗挽き黒胡椒をひと振り、仕上げに良質な醤油か出汁醤油を数滴垂らして完成です。
さらに通の間で話題を呼んでいるのが、後半に展開する「出汁茶漬け」への味変です。コンビーフTKGを3分の1ほど残した状態で、熱々の和風鰹出汁やほうじ茶を注ぎ、刻み海苔とワサビを添えます。出汁の熱によってコンビーフの脂がスープ全体に溶け広がり、上質な牛テールスープを思わせる極上の締めの一杯へと昇華します。朝食から晩酌の締めまで、一杯で二度感動を味わえる極めて完成度の高いアレンジです。