2026年の出場歌手一覧がNHK公式からアナウンスされた瞬間、音楽業界関係者の間でも大きなどよめきが起きました。最大の衝撃となったのは、ドームツアーを即完売させビルボード年間ランキングでも上位を独占していたSnow Manや、音楽番組での存在感を確立していた櫻坂46といったメガグループの選外です。さらに、若年層から圧倒的な支持を集め、ストリーミングチャートの上位常連である優里やちゃんみなの名前も本戦リストにはありませんでした。
また、これまでの紅白を長年支えてきた「常連歌手」の連続出場記録が途絶えたことも、時代の節目を強烈に印象づけています。演歌・歌謡曲枠のさらなる圧縮に加え、かつて紅白の顔として君臨したベテランポップス勢も次々と選外となりました。報道各社の取材によると、発表直前までスポーツ紙各紙で「内定濃厚」と報じられていた複数のアーティストが最終局面でリストから外れるという異例の事態が発生していたことが確認されています。
NHK関係者は水面下の動きについて次のように明かしています。「局内では10月下旬まで激しい議論が戦わされました。かつてのように『過去の実績や事務所のバランス』で指定席を用意できる枠はもはや1席も残っていません。1曲ごとのデジタルインパクトと、2026年の大晦日当日の番組構成案にどれだけ有機的に組み込めるかという純粋な定性・定量評価の結果です」。