Q1:ミラノ万博日本館が受賞した「金賞」は、どれほど権威のある賞なのですか?
A1:博覧会国際事務局(BIE)が公式に審査・授与する公式アワードの中で、最も規模の大きい自己建設パビリオン(クラスA)を対象とした「展示デザイン部門」の最高位です。建築の造形美だけでなく、展示内容のテーマ性、メッセージの伝達力、革新性が総合的に審査されるため、参加国にとって事実上の最高峰の栄誉とされています。
Q2:なぜ「最大9時間待ち」になるほど行列が伸びてしまったのですか?
A2:展示のクライマックスであるチームラボなどの没入型デジタル空間やレストランゾーンにおいて、鑑賞の質と安全性を維持するために1回あたりの入場人数を厳密にコントロールしていたことが主因です。会期後半にかけて「並んででも見る価値がある」という口コミが爆発的に拡散した結果、パビリオンの処理能力を遥かに上回る希望者が殺到しました。
Q3:日本館の成功は、その後の日本国内にどのような影響を与えましたか?
A3:2013年のユネスコ無形文化遺産登録に続き、世界的な「和食ブーム」と日本の農林水産物・食品の輸出拡大に決定的な追い風をもたらしました。また、チームラボをはじめとする日本のクリエイター集団が世界的なプレゼンスを確立する契機となり、官民が一体となった文化発信のロールモデルとして定着しました。