過去に教団との関わりが大きく報じられた著名人たちの「現在地」はどうなっているのか。1990年代に話題となった人物の多くは、すでに芸能界の第一線から退いているか、あるいは宗教活動から完全に離脱したことを明言して静かな生活を送っている。
一方で、近年の報道で名前が挙がった文化人やコメンテーター層の中には、記者会見で当時の経緯を詳細に説明し、受領した出演料を寄付するなどの対応をとることで、一定の理解を得て活動を再開した例もある。しかし、地上波テレビのゴールデン帯への本格復帰となると、依然として「スポンサー側の忌避感」という分厚い壁が立ちはだかっている。世間の風化を待つ戦いは、想像以上に長期化している。