このマルシェが持つ真の価値は、単なる物品売買の場にとどまらない点にある。次世代を担う子どもたちへの教育と、多世代交流のプラットフォームとして機能しているのだ。
その真骨頂が、体験型教育プログラム「らくさいじょぶキッズ」である。小学生以下の子どもたちがマルシェ内の店舗や運営スタッフの手伝い(接客、ワークショップのサポート、会場清掃など)を実際に体験する。汗を流して働いた子どもたちには、会場内限定で使える通貨や表彰状が手渡される。自分の力で社会に関わり、対価を得る達成感。親世代だけでなく、街全体で子どもを見守る温かな視線がそこにはある。
さらに特設ステージでは、地元のキッズダンスチームや吹奏楽部、昭和歌謡やアコースティックバンドのライブが途切れなく続く。洛西のマスコットキャラクター「たけにょん」と一緒に身体を動かす体操企画など、老若男女が分け隔てなく笑顔になれる仕掛けが満載だ。