かつて「占星術界の巨星」として君臨した細木数子氏の生い立ちと台頭のプロセスには、常に裏社会の存在が見え隠れしていた。若き日に銀座のクラブ経営者として頭角を現した彼女は、政財界の重鎮や夜の街を仕切る有力者たちとの接点を深めていく。
特に取り沙汰されたのが、日本最大の指定暴力団である山口組の最高幹部や関連組織との太いパイプだ。単なる噂にとどまらず、トラブル処理や巨額の金銭トラブルにおいて裏社会の力を行使していたのではないかという疑惑は、彼女のキャリアを通じて消えることがなかった。
また、政財界のフィクサーと呼ばれる人物たちとの蜜月関係も有名である。裏社会と政界を繋ぐ橋渡し役としての顔を持ち合わせていたからこそ、彼女の発言力は一占い師の域を遥かに超え、誰も手を出せない絶対的な権力を構築するに至ったのだ。