長時間の除草作業に従事する農業生産者や造園業者の間で、「一度ビーバーを使うと他の草刈機には戻れない」と評される最大の要因は、徹底した現場主義に基づく駆動部の剛性と重量分散設計にあります。一般的な肩掛け式草刈機では、約5〜6kgの本体重量とエンジンの振動が作業者の肩と腕に直接集中するため、斜面や畦道での連続作業において著しい筋疲労を招きます。
これに対し、山田機械工業が誇る背負式草刈機は、重いエンジンユニットを背中に背負う構造を採用。身体の重心近くで荷重を支えるため、手元にかかる重量は操作桿(かん)とフレキシブルシャフトのわずか1.5〜2.0kg程度に抑えられます。さらに、同社独自のシャフト内部ワイヤーは高トルク伝達時のねじれや摩耗に極めて強く、竹や硬質な雑木が混ざる密集地でも回転ロスを生じさせない粘り強さを発揮します。
心臓部には、過酷な負荷変動に耐えうる信頼性の高い空冷2サイクルエンジンを搭載。排出ガス規制をクリアしながらも、粘り強い低速トルクと鋭い吹け上がりを両立しており、密生した下草を一気に刈り払う高負荷環境下でも焼き付きを起こしにくい設計が施されています。