「南蛮漬けは揚げ油の準備と廃棄が億劫」という理由で敬遠されがちですが、たっぷりの油で揚げる必要はまったくありません。現代の時短ニーズに合致した、大さじ2本の油で作るフライパン揚げ焼き法と、火を使わない電子レンジ調理法が確立されています。
大さじ2の油でカリッと仕上げる「フライパン揚げ焼き」
フライパンにサラダ油大さじ2を中火で熱し、片栗粉を薄く均一にはたいた豚肉を並べます。ここで最も重要なポイントは、「最初の1分半〜2分間は絶対に肉を触らない」ことです。衣が油を吸って固まる前に箸で触れると、片栗粉のコーティングが剥がれ落ち、そこから肉汁が漏れ出してベチャつく原因になります。表面がきつね色にカリッと固まったら裏返し、火を少し弱めて中まで火を通します。焼き上がったら油を軽く切り、熱いまま合わせ酢に投入します。
「つくりおき食堂」流の電子レンジ調理法
火を一切使わずに作りたい場合は、人気作り置きレシピでも実証されている電子レンジ調理が有効です。耐熱容器にスライスした野菜を敷き、その上に下味と片栗粉を揉み込んだ豚肉を重ならないよう広げます。合わせ酢の調味料を回しかけ、ふんわりラップをして600Wで約4〜5分加熱します。加熱後に全体を大きく混ぜ合わせ、余熱で10分ほど置くだけで完成します。揚げ焼きに比べて香ばしさは控えめになりますが、油分を大幅にカットできるため、極めてヘルシーかつ洗い物を最小限に抑えられます。