SNS上では、同じ妊娠週数のエコー写真や推定体重を比較する投稿が溢れています。「28週で1,300g超えだった」「うちは900gしかなくて不安」といった声が飛び交い、他者との比較から自己嫌悪に陥るケースは深刻です。
しかし、ネット上に投稿される数値はあくまで断片的な切り抜きに過ぎません。出生時の体格が親の身長や骨格に左右されるのと同様に、お腹の中の胎児も個々の遺伝プログラムに従って成長しています。初期に小さめだった赤ちゃんが生後ぐんぐん伸びることもあれば、その逆も日常茶飯事です。
デジタル情報と適度な距離を置き、主治医が「異常所見なし」と判断している限りは、画面の向こうの見知らぬデータではなく、目の前の我が子の生命力を信じることが何よりの精神安定剤となります。