マラソンコースを決定する上で、警察からの道路使用許可の取得は最も高いハードルの一つだ。24時間以上にわたって公道を使用し、しかも生放送を行うとなれば、所轄の警察署との綿密な調整が数ヶ月前から行われる。特に、深夜時間帯の走行は騒音トラブルを招きやすいため、住宅街を避けるルート選定が必須となる。
沿道の住民に対する事前の説明や、ボランティアによる清掃活動など、番組側は細やかな配慮を欠かさない。一過性のイベントで終わらせず、地域社会との良好な関係を維持することが、この伝統的な企画を存続させるための大前提なのだ。