パリミュージアムパスの導入を検討する上で、まず把握しておくべきは最新の価格設定と利用可能な施設の範囲です。欧州全域でのインフレや施設維持コストの上昇を受け、入場料金は改定を重ねています。
現在提供されているパスの有効期間は、2日券(48時間)、4日券(96時間)、6日券(144時間)の3種類です。ここで極めて重要なのは、日付け単位(1日、2日)ではなく「最初の施設でバーコードが読み取られた瞬間からの連続時間」で管理される点です。例えば、2日券を火曜日の14時に使用開始した場合、有効期限は木曜日の13時59分までとなります。
主な対象施設一覧には、パリ市内および近郊の主要文化遺産が網羅されています。
- パリ市内中心部:ルーヴル美術館、オルセー美術館、ポンピドゥー・センター(国立近代美術館)、オランジュリー美術館、ピカソ美術館、ロダン美術館、サント・シャペル、コンシェルジュリー、凱旋門(屋上展望台)、パンテオン、軍事博物館(アンヴァリッド)
- パリ郊外エリア:ヴェルサイユ宮殿および離宮、フォンテーヌブロー宮殿、サン・ドニ大聖堂、シャンティイ城
ただし、エッフェル塔の展望台やオペラ座(ガルニエ宮)、カタコンブ(地下納骨堂)などは対象外となるため、これらを主目的に据えている場合は別途個別チケットの手配が必要です。