映像業界を取り巻く環境は、ここ数年で激変しました。地上波テレビと劇場公開映画という二大巨頭の時代は終わりを告げ、グローバルな配信プラットフォームが独自の存在感を放っています。2026年現在、エランドール賞の選考基準もまた、この地殻変動と無縁ではいられません。
かつては「視聴率」や「興行収入」が主な指標でした。しかし今や、配信での再生回数やSNSでの世界的なバズ、そして国境を越えた批評的評価が無視できない要素となっています。ドメスティックなヒットにとどまらず、世界市場を視野に入れた作品や、そこでの熱演が評価の対象となる時代。エランドール賞は、日本エンタメの「グローバル化」を映し出す鏡としての役割も担い始めているのです。