単なる本格ミステリー映画の枠に収まらない異例のプロジェクトとして、業界内でも異彩を放つ『北愛館』。今回、編集部が入手した内部資料によれば、本作のクライマックスシーンは当初の予定を大幅に変更し、真冬の極寒環境で完全リアル撮影が行われたという。CGによる再現を拒んだ現場は過酷を極め、撮影現場では一時ストライキ寸前の緊張感が漂っていた。
さらにリークされた撮影台本の一部からは、主人公が辿り着く衝撃の結末に関する重要な手がかりが発掘された。伏線が複雑に絡み合う構成は、観客に対して二度、三度と見返しを要求するトラップに満ちている。これまでの日本映画のスケール感をあっさりと打ち破る試みが、今まさに目の前で現実になろうとしている。