事態を重く見た渋谷区は、ついに本格的な対策に乗り出した。暗がりになりやすい路地裏を中心に、人流を検知するAIカメラの設置を進めている。不審な動きや、一定時間立ち止まる人物を検知すると、自動で警告音やライトが作動するシステムだ。さらに、民間警備会社と提携し、深夜から早朝にかけてのパトロールを強化している。
しかし、監視の目を厳しくするだけでは根本的な解決にはならない。区は並行して、夜間でも安全に利用できる「スマートトイレ」の増設や、民間店舗のトイレを一般に開放してもらうための助成金制度の拡充も検討し始めている。