こうした街の改変は偶然の産物ではない。大西秀人市長が推進する「コンパクト・プラス・ネットワーク」の都市構造化構想に基づき、高松市役所は中心市街地への都市機能の集約と防災基盤の強化を強く推し進めてきた。
特に臨海部に近いエリアでは、近年多発する異常気象や高潮に備えた排水設備の更新、さらには電柱地中化による防災道路の整備が着々と進行。高松市役所の都市整備担当者は、「単に古くなった街並みを壊すのではなく、安全で歩きやすい居住環境を構築することが最優先課題」と語る。行政主導のインフラ投資が呼び水となり、民間資本の参入がさらに加速する好循環が生まれている。