彼女の物語は、15歳でのモデルデビューから一気に加速する。人気ファッション誌『JJ』のモデルとして活動をスタートさせると、同世代のモデルたちとは明らかに異なる雰囲気が業界関係者の目を引いた。
当時、ティーン向け雑誌や女性誌の主役は、親しみやすさや甘いルックスを売りにするモデルが主流だった。しかし、黒木メイサは違った。浅黒く健康的な肌、切れ長の強い瞳、高めの鼻筋。一切の媚びを感じさせないポージングと表情は、新人モデルの域を遥かに超えていた。誌面に登場するたびに読者の間で「あの圧倒的な美少女は誰なのか」と話題になり、瞬く間にトップモデルへと登り詰めていった。