ネット上のレビューを見渡すと、「想像以上の臨時収入になった」という絶賛の声がある一方で、「ブランド品なのに二束三文だった」という不満も散見されます。この評価のねじれはどこから生じるのか、同店の在庫構成と立地特性を紐解くと明確な理由が見えてきます。
京都白梅町店は立命館大学などのキャンパスが近いこともあり、20代前後の若年層に響くストリートブランドやトレンド系カジュアル古着の回転率が極めて高い傾向にあります。そのため、需要期に合致した発売から2〜3年以内のアパレルアイテムについては、京都エリア屈指の買取価格が提示されやすい構造を持っています。一方で、発売から年数が経過したオールドアイテムや、需要の薄いオフィス向けコンサバ服などは在庫リスクを考慮した査定になりがちです。相場の実態を見極めるには、店舗側が「いま誰に売りたいと考えているか」を意識することが欠かせません。