ガチャピンを語る上で欠かせないのが、相棒である雪男の男の子「ムック」の存在です。実は、2014年の声優交代はガチャピン単独で行われたものではなく、ガチャピンとムックのコンビ両名が同時にリニューアルされていました。
ムックの声もまた、初代の石山勝巳さん、一時期担当した野沢那智さんや滝口順平さんを経て、1974年から40年近くにわたり松本鵬児さんが担当。「〜ですぞ」という独特の紳士的でお茶目な口調を不動のものにしました。そして2014年、ガチャピンが鈴木真仁さんへと交代したのと同タイミングで、ムックの声優も声優・ナレーターの遠藤武さんへとバトンタッチされています。
ふたりの掛け合いのリズムや世界観を崩さないよう、制作陣が細心の注意を払ってコンビ同時の刷新を進めたからこそ、現在も変わらない名コンビとしての魅力が保たれ続けています。