新生児黄疸の症状と写真比較!危険な見分け方と緊急受診の目安【2026】

新生児黄疸の症状と写真比較!危険な見分け方と緊急受診の目安【2026】

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育児現場でいま最も警鐘を鳴らすべき事態が、「スマートフォンの写真やカメラアプリで黄疸の重症度を判断しようとする行為」です。現在のスマートフォンカメラには高度なコンピュテーショナルフォトグラフィが組み込まれており、室内の環境光(暖色系LEDや白熱灯)を自動的に補正します。その結果、実際にはかなり黄色みが強いにもかかわらず白く透き通るような肌に補正されてしまったり、逆に血行が良いだけの赤い顔が極端に黄色く写し出されたりするケースが日常茶飯事となっています。

さらに見落としてはならない最大の盲点が、肌の色以上に決定的な疾患判別材料となる「新生児黄疸とうんちの色」の関係性です。肝臓で作られたビリルビンは胆管を通って十二指腸へ排出され、それが便を黄色や茶色、緑色に着色します。しかし、胆管が生まれつき閉塞してしまう難病「胆道閉鎖症」を発症している場合、ビリルビンが腸管に届かないため、便の色が失われてしまいます。

母子健康手帳に必ず挟み込まれている「胆道閉鎖症便色カラーカード」の確認を、決して形式的なものにしてはいけません。カードに印刷されている1番〜7番のカラーサンプルのうち、「1番・2番・3番」に該当する白っぽい便、クリーム色、淡い黄色、あるいは灰色がかった便が出ている場合、肌がどれほど軽症に見えても即刻小児科を受診しなければなりません。胆道閉鎖症は生後60日以内に肝門部空腸吻合術(葛西手術)を受けられるかどうかがその後の肝機能温存と予後を決定づける時間との戦いになります。写真に頼るべきは肌の色ではなく、オムツについた「排泄物の色」を記録することです。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。