なぜ彼らはデマを流し続けるのか。理由は極めて泥臭い。金だ。SNSの収益化プログラムが普及したことで、閲覧数(インプレッション)が直接金銭に結びつくようになった。人々の「死にたくない」「大切な人を守りたい」という根源的な恐怖心は、最も手軽にアクセスを集められるコンテンツなのだ。
不安を煽るタイトルで動画を再生させ、広告収入を得る。あるいは、不安になった人々を「本当に安全な避難場所を教える」と称して有料のコミュニティへ引き込む。これは災害をダシにした極めて悪質なビジネスモデルであり、私たちはその片棒を担いではならない。怪しい投稿をシェアすることは、デマ発信者に小銭を投げ与えているのと同じことなのだ。