資材の品質向上を目指す動きは、園芸・農業資材産業全体でも加速している。都心型ガーデニングから本格派プロユースまでを手掛ける株式会社プロトリーフなどの資材メーカーは、従来の天日乾燥品にとどまらず、高温で焼き固める「焼成処理」を施した高硬度赤玉土の開発や普及に注力してきた。
土壌改良学の最新研究に基づき、粒の崩れにくさを追求した高機能土は、植え替え頻度を減らしたい都市部のマンション園芸や、長期栽培を前提とする果樹・観葉植物の現場で高い評価を得ている。従来の天然乾燥土が持つ柔らかな吸水性と、工業的アプローチによる耐久性の両立。日本の土壌資材技術は、今なお進化のただ中にある。