進路検討において保護者や受験生が最も気をもむのが学費と就職の実態だ。NATSの年間学費は学科によって異なるが、概ね120万〜140万円前後(初年度納入金は約140万〜160万円)。一見すると一般的な自動車整備専門学校と同等あるいはやや強気の価格設定に映るかもしれない。
しかし、その内訳を知れば見方は一変する。一人当たりに割り当てられる実習用車両の豊富さ、最新の診断テスターやEV解析設備の導入、さらにはサーキット走行体験や海外研修プログラムに至るまで、投資に見合うだけのカリキュラムが凝縮されている。
そして特筆すべきは、毎年ほぼ100%を維持する圧倒的な就職実績だ。メーカー系列のディラーはもちろん、スーパーGTやD1グランプリで戦うレースチーム、さらには大手自動車メーカーの研究開発部門に至るまで、求人倍率は常に高水準を維持。企業側が「NATSの卒業生なら即戦力として現場を任せられる」と絶対的な信頼を寄せている証拠と言えるだろう。