最新のVR技術や高画質デジタルゲームが全盛を迎える一方で、北見では味わい深いレトロ筐体を大切に稼働させ続ける店舗やコーナーも根強い人気を誇る。1980年代から90年代にかけて一世を風靡した対戦型格闘ゲームや、どこか懐かしいドット絵のシューティングゲーム、アナログなメダルゲームが今なお現役で動いているのだ。
このレトロゲーム現象は、当時青春を過ごした40代〜60代のシニア層にとってのノスタルジーにとどまらない。デジタルネイティブである若い世代にとっても、「エモい」「シンプルで面白い」と新鮮な体験として受け入れられている。世代の異なるプレイヤーが隣り合わせの筐体に座り、ボタンを叩く音を響かせる空間には、時代を超えたエンターテインメントの原点が息づいている。