ストレージ項目の一番下にひっそりと横たわる「システムデータ」。ここには、iOSのシステムキャッシュ、Siriの音声モデル、メッセージアプリで送受信したメディアの一時ファイル、そして各種アプリが生成した破棄され損ねたログデータなどが混在している。
本来、iOSはストレージ容量が逼迫すると、これらのキャッシュを自発的にクリーンアップする設計になっている。だが、アプリの頻繁なバックグラウンド処理やアップデートの残骸が重なると、自動削除のメカニズムが追いつかなくなる。その結果、本来なら解放されるべき数GBから数10GBものデータが「消せないゴミ」として蓄積してしまうのだ。