控訴審の減刑判決に対し、検察側は「事実誤認と重大な量刑不当がある」として最高裁判所へ上告を行いました。一方の弁護側も、有罪とされた3事件を含めた全面無罪を主張して上告しており、審理は最高裁へと持ち込まれています。
野村悟の現在は福岡拘置所に勾留されており、高齢(70代後半)に伴う健康管理を受けながら、最終判断を待つ日々を送っています。最高裁は法律審であるため、事実関係の再調査ではなく、高裁の事実認定の手法に憲法違反や判例違反がないかが主な審理対象となります。
最高裁が検察側の上告を認めて高裁判決を破棄し「差し戻し」とするのか、あるいは高裁の無期懲役判決を支持して上告棄却とするのか。間接証拠のみによる組織犯罪の共謀立証の限界をどう線引きするかという、法曹界の未来を左右する重大な司法判断が迫っています。