二谷友里恵という人物を語る上で欠かせないのが、父である大物俳優・二谷英明と、母である大女優・白川由美の存在だ。品格と毅然とした態度は、幼少期から二人の背中を見て育った環境と無縁ではない。慶應義塾大学を卒業し、ドラマ『青が散る』でTBSテレビの期待を背負ってデビューした当時から、彼女には他のアイドル女優とは一線を画する凛とした佇まいがあった。
両親が遺した最大の教訓は、名声に甘んじることなく自立した一人の人間として立つことだったと言われる。芸能界での成功体験に執着することなく、教育という社会貢献の現場へ身を投じた潔さは、両親ゆずりの誇り高さの現れでもある。