歩き疲れた体を癒やすなら、吉野が誇る伝統食の食べ歩きが欠かせない。山道の両脇には、創業数十期を数える老舗の柿の葉すし店が軒を連ねる。塩漬けのサバや鮭を柿の葉で包み熟成させた郷土料理は、持ち運びやすさだけでなく、一口頬張ると広がる芳醇な香りと程よい酸味が疲れた体に染み渡る。
さらに見逃せないのが、吉野本葛を使用したできたての葛餅や葛湯だ。注文を受けてから練り上げる葛餅は透明感にあふれ、温かくモチモチとした独特の食感が自慢。名物グルメを素早く味わいながら街道の雰囲気を楽しむスタイルなら、半日の散策ルートに程よいアクセントをもたらす。