宮藤官九郎の脚本による本作は、従来の朝ドラの枠組みを大きく打ち破る青春芸能界ドラマとして一世を風靡した。能年玲奈演じるヒロイン・天野アキが上京し、本格的にアイドルを目指すストーリー後半において、高い壁として立ちはだかったのが足立梨花演じる有馬めぐみである。
グループ内でのセンターとしてのプライド、焦り、そして芸能界の過酷な現実に直面する鋭い眼光。足立の演技はあまりに真に迫っており、放映当時はSNS上で「本当に性格が悪いのではないか」と視聴者から錯覚されるほどだった。しかし、これこそが彼女の卓越した表現力の賜物であり、物語全体に引き締まった緊張感を与える決定的なスパイスとなっていた。