境内を進むと、参拝者の目を奪うのが参道両脇に立ち並ぶ赤穂四十七士の石像だ。各義士の表情や構えは一人ひとり異なり、討ち入り当時の緊張感が肌から伝わってくる。こここそが、全国の参拝客が「強い気を感じる」と口を揃えるパワースポットだ。
第一の秘密は、旧赤穂城内の大石内蔵助邸跡に位置する「義士宝物殿」にある。ここには義士たちが実際に使用した武具や書状、討ち入り時の装束など、歴史的価値の高い文化財が多数保管されている。展示された品々からは、単なる伝承ではない「現実の人間ドラマ」の息遣いが立ち上る。
第二の秘密は、境内の一角にある「一の鳥居」と表門の配置だ。赤穂城の三の丸跡に建てられた神社だからこそ、城郭特有の気の流れがそのまま残されており、訪れる者に凛とした精神的集中をもたらす効果があるという。
第三の秘密は、「大石神社庭園」に咲く季節の樹木や花々だ。忠義の精神を象徴するような樹齢数百年のクスノキや、春に満開を迎える桜は、過酷な試練を乗り越えた後の「成就の喜び」を象徴する景観として親しまれている。