西村博之氏が関わった歴代の騒動を振り返ると、炎上には一定のパターンが存在します。それは「現地の感情や歴史的経緯を排除した極端な辞書的定義の適用」と「既存の権威・慣習に対する挑発」です。
その象徴が、沖縄県名護市辺野古の米軍基地建設に対する抗議活動現場を訪れた際の投稿です。「座り込み抗議が通算〇日」と記された看板の横で笑顔を見せ、「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」とXに投稿。現地の活動家や支援者が24時間常駐しているわけではない実態を突いた形ですが、長年続く基地問題の政治的・歴史的文脈を嘲笑したとして全国的な非難を浴びました。
もうひとつの根深い問題が、2ちゃんねる時代の民事訴訟に起因する「過去の裁判・賠償金問題」です。名誉毀損や削除要請不履行により命じられた賠償金の総額は数十億円とも報じられましたが、同氏は債権の消滅時効(10年)や財産開示手続の不備を突いて長年支払いを拒否。民事執行法の改正後も、この過去の経緯は「遵法精神の欠如」としてメディア出演のたびに蒸し返される決定的なアキレス腱となっています。