美奈子先生は、幼少期のぬーべーにとって単なる学校の教師以上の存在だった。霊能力ゆえに周囲から孤立し、化け物扱いされていた少年時代の鳴介。そんな彼を温かく抱きしめ、人間としての誇りと「力は人を守るために使うものだ」という正しい道を教えたのが彼女だった。
彼女は母のような慈愛を持ち、同時に師としての厳しさも兼ね備えていた。そして幼い少年にとっては憧れの女性でもあった。ぬーべーが成長し、童守小学校の5年3組の担任となった今、彼が児童たちに見せる無償の愛と命がけの姿勢は、かつて美奈子先生から注がれた愛情の直接的な継承にほかならない。