国内シネマコンプレックス大手(TOHOシネマズ、松竹マルチプレックスシアターズ、イオンシネマなど)の興行データによると、2026年におけるホラー映画の劇場動員数は前年比約114%と伸長を記録しています。動画配信サービスの普及により自宅で手軽に映像を楽しめる時代だからこそ、「暗闇と爆音で逃げ場のない恐怖を全身で浴びる」という劇場体験の価値が再評価されている状況です。
現在公開されている洋画ホラーの上映中ラインナップを見ると、ブラムハウスやA24系統のソリッドな心理スリラー、カルト的傑作の特別リマスター上映、さらには大ヒット作の正統続編が並びます。一方の邦画ホラーの上映中作品では、日常の延長線上にある不気味さを描いたモキュメンタリー形式や、SNS発の怪談を高度に映画化した作品群が若い世代を中心に支持を集めています。
大手映画情報サイト「MOVIE WALKER PRESS」や配給各社の発表資料によると、現在の上映作品は上映時間90分前後のタイトな展開を持つものが多く、観客を中だるみさせずに一気に恐怖の頂点へと引き込む構成が主流です。