巨大なムーブメントを引き起こしたNetflixオリジナルシリーズ『極悪女王』。全盛期の女子プロレス界を完全再現したこの大作において、唐田えりかが演じた長与千種役の凄みは、観客の度肝を抜いた。単なる役作りにとどまらない肉体改造は、数ヶ月間に及ぶ過酷なウエイトトレーニングと増量によって達成されたものだ。
関係者が明かす撮影舞台裏は壮絶の一言に尽きる。プロレスラーとしての本格的な体躯を作り上げるため、彼女は連日、激しい関節技の受け身や投げ技の稽古に没頭。腕や足には絶えず青あざが刻まれ、指先の皮膚が裂けることも珍しくなかったという。しかし、彼女は一度として撮影を止めなかった。「演技ではなく、本物のプロレスラーとしてリングに立つ」という鬼気迫る覚悟が、現場の空気を張り詰めさせていた。