大手クチコミサイトやSNS上の実態調査を分析すると、近年は「自分自身の髪の太さ・ダメージ履歴」に合わせたアイテム選定を行うユーザーが増加しています。市販品においても、単なる手触りの良さだけでなく、ヘマチンや加水分解ケラチンといったサロン級の補修成分を配合した高機能製品が支持を集めています。
一方で、近年のメンズ美容の拡大に伴い、男性特有のヘアケア事情にも変化が生じています。男性は女性に比べて皮脂分泌量が約2倍、水分量が半分以下という皮膚特性を持っています。短髪の男性が油分の強いコンディショナーを無自覚に使うと、夕方の頭皮のベタつきや頭頂部のボリュームダウンに直結します。
カラーやパーマをしていないショートヘアの男性であれば、「アミノ酸系シャンプー単体」あるいは「軽めのリンス」で十分です。スタイリング剤を毎日使い、パーマやブリーチによるダメージがあるメンズ層のみ、毛先に限定してコンディショナーやトリートメントを取り入れるのがスマートな使い分けと言えます。