フリードの6人乗り仕様と7人乗り仕様における根本的な違いは、2列目シートの構造に集約されます。6人乗りには左右が独立した「キャプテンシート」が、7人乗りには3人掛けが可能な「ベンチシート(6:4分割タンブルシート)」が配置されています。
6人乗りのキャプテンシートは、左右席の間に約180mm〜200mm程度のスペースが確保されており、1列目から3列目まで車内をスムーズに移動できるウォークスルー利便性が最大の強みです。両側にアームレストが備わり、長時間のドライブでもパーソナルスペースを確保しながらリラックスして過ごせます。隣の同乗者と適度な距離感を保てるため、大人が乗車した際の快適性は圧倒的です。
一方、7人乗りのベンチシートは、座面がフラットにつながっているため、小さな子どもを横に寝かせたり、オムツ替えや着替えを行ったりする際に重宝します。シート座面の上に荷物を置いても足元へ滑り落ちにくい点も実用上の利点です。ただし、中央席はシートベルトの取り回しやクッション性の面で補助席的な性格が強く、大人が3人並んで座ると肩まわりに窮屈さを感じる設計となっています。