競馬ファンの多くは、「春の実績馬だから」「重賞ウイナーだから」という過去の残像に囚われ、仕上がり状態の劣る人気馬を無意識に買い目へ組み込んでしまいます。行動経済学でいう「サンクコスト効果」や「確証バイアス」に陥らないために、プロの現場視点から明確なジャッジメントを下します。
▼ 積極的に「買うべき」馬の条件
夏の上がり馬、または春実績馬であっても「1週前・当週と2週連続でラスト11秒台前半を馬なりで記録している馬」。中山芝2200mの持続力勝負に耐えうる筋肉の張りと、息の持ちが完成しているサインです。
▼ 慎重に「評価を下げる・消すべき」馬の条件
菊花賞を見据えていると公言し、「最終追い切りで一杯に追われながらラスト1ハロンが12.5秒以上に失速している人気馬」。これは中身が重く、実戦のペースアップについていけない典型的な叩き台パターンです。