青山 エリュシオン ハウスの重厚なアイアンゲートをくぐった瞬間、表参道や外苑前の喧騒が嘘のように遠のく。緑豊かなアプローチの先に佇むのは、息をのむほど優美な白亜の洋館。吹き抜けのガラス天井から柔らかな自然光が降り注ぐメインダイニングは、訪れる者を日常から切り離された別世界へと誘う。ここは単に食事を楽しむだけの場所ではない。訪れた人々の人生に、忘れがたい記憶を刻み込むために誂えられた特別なステージだ。
流行の移り変わりが激しい東京のダイニングシーンにおいて、青山 エリュシオン ハウスは揺るぎない品格と美意識を保ち続けている。美食家たちが足繁く通い、数々のセレブリティが記念日を託す理由はどこにあるのか。建築美、厨房の情熱、そして知られざる最新の予約事情まで、その魅力の深層に迫る。
港区南青山の閑静な住宅街に佇む独立型邸宅レストラン
洗練されたブティックやギャラリーが点在する港区南青山。大通りから一本奥まった閑静な一画に足を踏み入れると、ひときわ堂々たる存在感を放つ邸宅レストランが現れる。それが青山エリュシオンハウスだ。店舗のプロデュースや空間創造で確固たる実績を持つ株式会社クリエイティブアルファが手掛けたこの空間は、イタリアの貴族が暮らす豪邸を彷彿とさせる。
中央に配された開放感あふれるパティオ、大理石が敷き詰められたフロア、クラシカルな調度品。細部に至るまで計算し尽くされた建築意匠は、一歩足を踏み入れた瞬間にゲストの胸を高鳴らせる。プライベート感を重視した造りでありながら、広々とした開放感を同時に味わえる空間構成は、都内でも極めて稀有な存在といえる。
『リッチマン、プアウーマン』の記憶とVIPが愛する個室空間
この館の名を全国に知らしめた契機の一つが、大ヒットドラマ『リッチマン、プアウーマン』をはじめとする数々の名作ドラマや映画のロケ地としての歴史だ。主人公たちが重要な局面で訪れた華麗なダイニングや階段のシーンは、今もファンの間で鮮烈な記憶として語り継がれている。
だが、メディアの華やかな脚光を浴びる一方で、同館が長年守り抜いてきたのがVIP顧客のための絶対的なプライバシーだ。館内には格式高い完全個室が完備されており、ビジネスの重要な会食や政財界の会談、プライベートを守りたい著名人のディナーに重宝されている。シャンデリアが煌めく専用の個室サロンでは、専属スタッフによる細やかなサービスが提供され、他のお客様と顔を合わせることなく極上の時間を過ごすことができる。